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ぎっくり腰
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ぎっくり腰は、治療院を訪れる患者さんに多い症状のひとつです。
今回は、ぎっくり腰について説明します。
また、ぎっくり腰になってしまった時の対処法についても触れていますので参考にしてください。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰は医学的には「急性腰痛症」といいます。
その名称の通り、急に腰の強い痛みが生じる症状です。
ひどいときにはその場で動けなくなってしまうこともあります。
ドイツではぎっくり腰のことを「Hexenschuss(魔女の一撃)」と言うそうです。
実は、新型コロナの流行に伴い、相談が増えた症状のひとつがこのぎっくり腰です。
外出自粛で体を動かす機会が減ったり、テレワークによるデスクワークの増加が原因と思われます。
ぎっくり腰の原因は?
ぎっくり腰の主な原因は、筋力および筋肉の柔軟性の低下です。
運動不足によって筋力や筋肉の柔軟性が低下したりすると、ぎっくり腰の要因となります。
また、長時間同じ姿勢でいると、筋肉が固まりぎっくり腰の要因に。
過度な繰り返し動作で過緊張状態になっている場合も、ぎっくり腰を引き起こしやすいです。
ぎっくり腰になってしまったら?
「冷やす、揉まない、動かさない」が三原則
もしも、ぎっくり腰になってしまったら…
まずは安静にして氷のうやタオルを巻いた保冷剤などで患部を冷やしましょう。
暖めてしまうと炎症が強くなってしまう恐れがあります。
自分で患部を揉むのも、同じく炎症が強くなってしまう恐れがあるのでやめましょう。
鍼灸の施術を受けてもよい?
判断の基準となるのは「自力で歩けるかどうか」です。
自力で歩くことすらできないほどひどい痛みの場合、治療院までの道のりで悪化してしまう恐れがあります。
また治療院でのベッドの上り下りの動作によっても悪化してしまう恐れがあります。
その場合は、まず安静にして自力で歩けるようになってから治療院で施術を受けることをおすすめします。
施術を受けた後は?
目安となるのが「72時間」です。
発症後3日(72時間)ほど経つと、強い痛みは治まってくることが多いです。
それまではなるべく安静にして、患部を温めたり、揉んだりしないようにします。
痛みが治まってきたら今度は安静にしすぎないことが大切です。
なるべく普段通りの生活をするようにした方が、治りが早いことがわかってきています。
とはいえ、急な姿勢の変化や、重いものを持ち上げたりといった動作をする時には十分に気をつけてください。
こんな時は要注意!
しかし、ぎっくり腰だと思っていたら、別の疾患だったという場合もあるので、注意が必要です。
足にしびれを感じたり、足に力が入らない感じがする。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、脊椎の損傷などの可能性があります。
すぐに整形外科を受診して、検査を受けることをおすすめします。
安静にしていても痛みが治まらない、または体勢を変えても痛みに変化(増強、減弱)がない。
尿管結石、腎盂腎炎、胆石、心筋梗塞、大動脈解離など内臓の疾患の可能性があります。
ちなみに私は、夜中に腰の痛みで目が覚め、ぎっくり腰だと思ったら尿管結石で搬送されたという経験があります。
ぎっくり腰のお悩みは、名古屋市西区の鍼灸院「Evergreen」へ!
ぎっくり腰は、鍼灸の得意とする分野のひとつ。
もしも、ぎっくり腰になってしまったら、まずは一度ご相談ください。
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