「呑気症」（どんきしょう）という症状を聞いたことがあるでしょうか？。

ここ2年ほどの間に、治療院への相談が急に増えたと感じる症状です。

 

 

呑気症とは？

 

呑気症というのは、あまり聞きなじみのない症状ではないでしょうか。

別名を「空気嚥下症（くうきえんげしょう）」ともいいます。

無意識のうちに空気を飲みこんでしまい、様々な不調を引き起こす症状のことを指します。

 

 

呑気症（空気嚥下症）の原因は？

 

ストレスや緊張が主な原因だと考えられています。

緊張したとき、「ハッと息をのむ」という表現をしますよね。

ヒトは緊張すると歯を食いしばり、息を飲みこんでしまいます。

強い緊張や長期にわたるストレスを感じている方は、呑気症（空気嚥下症）になりやすい傾向があります。

つまり、自律神経の乱れによって引き起こされる症状と言えます。

ここ2年ほどの間に相談が増えたのは、新型コロナウィルスの流行によって、日常的にストレスを感じている方が

増えたためと思われます。

 

また大食いや早食いをする方も要注意。

食物と一緒に大量の空気を飲みこんでいる場合があります。

大食い、早食いの方は食生活の見直しも必要です。

 

 

呑気症（空気嚥下症）によって起こる症状は？

 

胸やけ、お腹の張り（腹部膨満感）、ゲップ、ガス（おなら）、胃腸の不快感などがあります。

人前でゲップやおならが出ないようにと抑えることで、よりストレスを感じることにも。

 

また、呑気症（空気嚥下症）の方は、無意識に歯を強く噛みしめている傾向があります。

そのため、顎の痛み、頭痛、肩こり、歯の摩耗、歯肉炎などを引き起こすことも。

 

 

鍼灸は自律神経の調整に効果的

 

鍼灸・指圧マッサージは、自律神経を整えるのに効果が高い治療行為です。

呑気症（空気嚥下症）でお悩みの方は、ぜひ鍼灸マッサージの治療もご検討ください。

別の記事で、呑気症（空気嚥下症）の患者さんの症例を紹介しています → こちらをクリック！

 

 

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