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寝違えについて
寝違えが、今回のテーマです。
朝、目が覚めると首に痛みが。
どんどん痛みがひどくなって、首を回すこともできなくなる。
そんな症状で、治療院を訪れる患者さんも少なくありません。
首を寝違えてしまったときは、どうすればよいでしょうか?
実は、何気なくやってしまう行動が、症状を治りにくくしている可能性があるのです。
寝違えとは?
朝、起きた時に首の後ろや側部から肩にかけて痛みが出ます。
ひどいときには首を全く動かせなくなる場合も。
睡眠中は筋肉が固まった状態が続きます。
固まった状態の筋肉を、起床時に急に動かすことによって軽度の「肉離れ」が起きている状態だと考えられています。
また、その背景には睡眠中の姿勢が不自然な状態だった、前日に普段しないスポーツなどをして筋疲労が起こっていた、などの要因があったりします。
寝違えになってしまったら?
軽度の肉離れ、すなわち炎症が起きている状態です。
そのため、まずは安静にすることが大切となります。
痛みの確認のために首を動かしてみたくなりますが、これはNG。
首のストレッチなんて、もってのほかです!
実は、治療院を訪れる患者さんに多いのが、寝違え直後に首のストレッチをしてしまった、という方です。
また、温めるのも炎症がひどくなるのでNG。
タオルで包んだ保冷剤などで冷やすか、消炎作用のある湿布を貼るのがおすすめです。
お風呂に入って温めてしまう方もいますが、これもNGです。
鍼灸の施術は受けてもよい?
答えは「イエス」。
寝違えは鍼灸施術の得意とする分野です。
早めに鍼灸施術を受けるほうが、治りが良くなります。
ただし、寝違え直後は首の指圧やマッサージは炎症を悪化させてしまうのでNG。
患部は、はりでの施術がメインとなります。
指圧・マッサージは、患部から離れた腕にしていきます。
「寝違えなのに腕をマッサージするの?」と思うかもしれませんが、実は腕の疲労が寝違えにつながっている場合があります。
別の記事で、寝違えの患者さんの症例を紹介しています → こちらをクリック!
寝違えに効くツボ
寝違えをしてしまったときに効果があるツボを紹介します。
「後谿(こうけい)」のツボ
手の側面にある「後谿」というツボです。
場所は手を握ったときに小指の下にできるシワの先端部。
ここを骨に向かって押すと、ズーンと響くような痛みが出ます。
首の右側が痛い場合は右手、左側が痛い場合は左手の後谿を押してあげると、首の痛みがやわらぎます。
当院の施術でも、このツボにはりを打っていきます。
手首より先は感覚が鋭いので、はりを打つと痛そうに思われるかもしれません。
当院では痛みの出にくい打ち方で、ほとんどの方が「痛くない」と言われますので、ご安心ください。
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