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腰の痛み
2022/08/29

座りすぎ にご用心

座りすぎ にご用心

座りすぎ」による健康被害が、近年問題となっています。

先日も電話で次のような相談を受けました。

会社の従業員がデスクワークの増加で不調(特に腰の痛み)を訴えているが、それも診てもらえるか?」という内容です。

もちろん、答えは「イエス」。

 

 

座りすぎな日本人

 

シドニー大学が行った調査によると、日本人の一日の平均座位時間は、420分(7時間)と世界トップ

しかも、これは2011年の調査データです。

新型コロナの影響でテレワークが増えたり、外出機会が減った現在ではもっと長いかもしれませんね。

 

 

死亡リスクが高まる!?

 

ちょっと怖いお話をします。

京都府立医科大学の小山氏らの研究によると、座っている時間が長いほど死亡リスクが増加する、というデータが出ています。

 

小山氏らの研究結果によると

 

・日中の座位時間が2時間増えるごとに死亡リスクが15%増加する

・生活習慣病のある人は、死亡リスクがさらに増加する

(脂質異常症:18%、高血圧:20%、2型糖尿病:27%の死亡リスク増加)

・休日や余暇に運動をしても、死亡リスクの増加は帳消しにならない

 

とのこと。

思わず椅子から立ち上がりたくなりますね。

 

 

「立って歩く」を習慣づけよう

 

では、座りすぎ による健康被害にはどう対策したらよいでしょうか?

端的に言えば、「立って歩く」。

理想は「1日1時間の運動」を取り入れること。

しかし、スポーツジムに通ったり、毎日ジョギングしたりは難しいですよね。

 

では、日常生活のルーティンに運動を取り入れてみるのはいかがでしょう?

 

通勤・通学のルーティンには

 

・通勤、通学にスポーツサイクルを使用する

・帰りの電車を自宅最寄り駅の1~2駅前で降りて歩く

・わざと遠い駐車場に車を止めて歩く

 

デスクワークが多い方なら

 

・オフィスでのミーティングは立って行う

・30分に1度立ち上がり、フロアを一回りしてくる

・ランチタイムに仲の良い同僚とラジオ体操やストレッチ

 

自宅で過ごす時は

 

・お風呂上がりの15分はストレッチタイムに

・テレビのCM中は、立ってスクワットやヨガのポーズ

・歯磨きしながらスクワットとカーフレイズ

 

などはいかがでしょうか?

 

 

座りすぎ と鍼灸

 

では、鍼灸院への座りすぎによる不調の相談は何が多いのでしょうか?

それは、肩こりや腰痛がダントツ。

座位時間が長いことで血行不良と代謝低下を引き起こします

血行不良を起こした筋肉は固くなり、こりや痛みなどの不調となって現れます。

梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)」と言って、足にしびれや痛みが生じる疾患を引き起こすことも。

 

また、座りすぎ の生活は自律神経にもよくないと言われています。

 

血行不良、こり・痛み、自律神経の乱れは、どれもはり・きゅう・指圧マッサージ治療の得意分野です。

(「自律神経の乱れ」の記事もご参照ください→ こちらをクリック!)

 

 

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