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涙の効能
最近、涙を流したことはありますか?
今回のテーマは、「涙の効能」です。
目次
涙の種類
まず、涙には、大きく分けて三つの種類があります。
基礎分泌の涙
常に目の表面に分泌されている涙です。
目を乾燥から守ったり、目に酸素や栄養を供給する働きがあります。
反射性分泌の涙
目にゴミなどの異物が入った時に、反射的に流れる涙です。
玉ねぎを切ると涙が出るのもこれですね。
玉ねぎに含まれる「硫化アリル」という刺激物質に反応して涙が出ます。
情動性分泌の涙
「悲しい」「嬉しい」「感動した」など、感情が高ぶった時に流れる涙です。
今回のお話で重要なのは、この情動分泌性の涙になります。
涙を流すことでストレス解消になる?
上で述べた三種類の涙のうち、情動分泌性の涙には、副交感神経を優位にして心身をリラックスさせてくれる効果があります。
感情が高ぶり、涙を流すと脳内で「エンドルフィン」という物質が分泌されます。
このエンドルフィンは「脳内モルヒネ」とも呼ばれるほど、強い鎮静効果があり、痛みや悲しみを和らげてくれるのです。
また、情動分泌性の涙には、「コルチゾール」という物質が多く含まれます。
このコルチゾールは、ストレスを受けた時に脳から分泌されるホルモンです。
涙によってこのコルチゾールが体外に排出されるため、ストレスの軽減に働きます。
「涙活(るいかつ)」で心のデトックス
自律神経を整える手段として「涙活」がオススメです。
これは意識的に泣く機会を作ることで、心のデトックスをはかる活動のことです。
やり方は簡単。
泣ける映画やドラマを観たり、小説やマンガなどを読んで思いっきり泣くだけです。
涙活のタイミングとしてオススメなのは、休日の前の夜。
翌日が仕事だと、泣き腫らした目で出勤する羽目になってしまうかも。
休日の前の夜なら、安心ですね。
夜がオススメなのは、睡眠も関係しています。
思いっきり泣いた後は、心地よい疲労感に襲われるはず。
そのまま眠りにつけば、質の良い睡眠が期待できます。
「涙活」用のコンテンツを用意しておく
涙活のために、自分の心の琴線に触れる「泣けるコンテンツ」を用意しておくのもオススメです。
映画、ドラマ、ドキュメンタリー、小説、マンガ、好きなアーティストのLIVE映像などなど。
人によって、泣けるものというのは様々だと思います。
ぜひ、自分に合ったコンテンツを探してみてください。
ちなみに、私もいくつか泣けるコンテンツ(映画や演劇のDVD、マンガ、LIVEのDVDなど)を確保しています。
ストレスで「もうダメ」と思った時には、涙活をしてリフレッシュしています。
まとめ~泣きたいときは泣けばいい~
大人になると、泣くという行為が恥ずかしいと感じるかもしれません。
けれども、感動して流す涙が自律神経を整える働きがあるのは、科学的に証明されています。
人前でわんわん泣くのは考えものですが、せめて一人の時くらい思いっきり泣いてみてください。
ストレスにさらされた心身を、リフレッシュできるはずです。
「自律神経の乱れ」についての記事も参考にしてください → こちらをクリック!
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