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入浴で自律神経を整える
今回は、「自律神経を整える入浴法」についてのお話です。
「自律神経の乱れ」についての記事も参考にしてください → こちらをクリック!
実は、お風呂の入り方次第で自律神経に作用する影響が変わってくるのをご存知でしょうか?
いつもの入浴法が、実は自律神経を整えるのには逆効果になっているかもしれません。
目次
整う入浴法①~熱いお湯はNG?
まず、大切なのはお湯の「温度」です。
一日の疲れを癒すための入浴では、副交感神経優位のリラックス状態になるのが好ましいです。
「お風呂は熱い方が好き」という方もいると思いますが、ちょっと待ってください。
実は、42℃を超える温度のお湯につかると、交感神経が優位になり興奮状態になってしまいます。
リラックスとは真逆の状態で、かえって疲労を溜めてしまうことにもなりかねません。
副交感神経を優位にしてリラックス状態になるためにオススメの温度は「40℃」。
人によってはぬるく感じる温度かもしれませんね。
逆に、42℃以上の熱いお湯は、朝シャキッと目を覚ますのに効果的です。
交感神経優位の活動モードに体が切り替わります。
整う入浴法②~長風呂もNG?
実はあまり長時間お風呂に入り続けるのも良くありません。
まず、長風呂は脱水症状の危険があります。
夏場はもちろんですが、実は冬場でも長時間の入浴で脱水症状になってしまうこともあります。
また、肌を守ってくれる皮脂や保湿成分のセラミドが流れ出てしまうため、乾燥しやすくなります。
アトピー性皮膚炎や乾燥性敏感肌の方は、特に注意が必要です。
最適な入浴時間は「15分」。
肩まで浸かる「全身浴」がオススメです。
また、入浴のタイミングも重要で、寝る1時間前くらいが最適です。
入浴するといったん深部体温が上昇します。
それが下がることで眠気が生じるのですが、それには1~2時間くらいかかります。
そのタイミングでベッドに入れば質の良い睡眠が得られます。
お風呂ではスマホを見ない!
お風呂にまでスマホを持ち込んでいませんか?
入浴時間は、一日の疲れを癒しリラックスするための大切な時間です。
バスルームには余計なものを持ち込まず、何も考えずにゆっくりしましょう。
サウナでととのう?
最近はサウナブームで、「サウナ―」と呼ばれる人が増えましたね。
サウナに入ると「ととのう」といって体の調子が良くなると、サウナ―の方は口をそろえて言います。
しかし、注意したい点があります。
サウナで「ととのう」のは、あくまで「元々体力のある人」。
体力のあまりない人、虚弱な人、刺激に対して敏感な人などは要注意。
サウナの刺激によって、逆に疲れてしまったり、体調が悪くなったりする場合があります。
自律神経を整える入浴法のまとめ
1 お湯の温度は「40度」
2 入浴時間は「15分」、肩まで浸かる「全身浴」
3 ベッドに入る「1時間前」がゴールデンタイム
4 お風呂ではスマホは見ない
以上の4点を意識して、お風呂で自律神経を整えましょう。
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