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気象病について
「気象病」が、今回のテーマです。
併せて、「低気圧頭痛」「天気痛」についてもお話しします。
季節の変わり目になると体調がすぐれない、なんてことはありませんか?
それは気象病かもしれません。
気象病とは?
「~病」とついていますが、正式な病名ではありません。
天気の悪い日や、季節の変わり目に様々な体調不良が現れることを総称して指します。
・頭痛
・首肩のこり、痛み
・めまい
・耳の違和感
・ぜんそく
・神経痛
・関節痛
・古傷が痛む
・うつ、不安などの心の不調
などの症状が現れます。
このうち、頭痛は「低気圧頭痛」と呼ばれることもあります。
また、痛みに関する症状をまとめて「天気痛」ということも。
原因は?
気象病の研究をしている「天気痛ドクター」の佐藤純氏によると、「内耳(ないじ)」と「自律神経」が深く関わっているといいます。
耳の中にある「内耳」という器官。
この器官は気圧を察知するセンサーの役割をしています。
それが過敏に反応してしまうと自律神経のバランスが崩れ、不調となって現れます。
内耳のセンサーが鋭敏な人が、気象病になりやすいと考えられています。
また、普段からストレスを感じやすい人ほど、気象病になりやすいようです。
気象病の鍼灸施術
自律神経が関連しているので、そのバランスを整える施術がメインとなります。
また、内耳の血行が悪いと気圧の変化の影響を受けやすいことが研究でわかってきています。
そのため、耳周りのツボに鍼を打ったり、耳のマッサージをして血行を良くしていきます。
自律神経の乱れについての記事にも書いたとおり、鍼灸・指圧マッサージは、自律神経を整えるのに効果が高い治療行為です。
(「自律神経の乱れ」の記事は → こちらをクリック!)
自分でできる!セルフケア
自分でできる気象病のセルフケアを2つご紹介します。
耳のマッサージ
内耳の血行を良くするためのマッサージです。
1、自分で耳を軽くつまみ、上・下・横にそれぞれ5秒ずつ引っ張ります
2、耳を軽く横に引っ張りながら後ろ方向へ5回、円を描くようにくるくると回します
3、耳を折りたたんで5秒キープします
4、手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向へ5回、円を描くようにゆっくり回します
(佐藤純『「低気圧頭痛」は治せる!』飛鳥新社 より)
「内関(ないかん)」のツボ
自律神経を整える効果があるといわれている「内関」というツボがあります。
場所は手首のシワから指三本分下がったところ。
このツボを親指で、ぐ~っと押さえます。
お家でお灸ができる人は、「ちょっと熱いかな~?」くらいのお灸をしても効果的。
(やけどしないよう、十分に注意してください)
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