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寒暖差疲労について
「寒暖差疲労」が、今回のテーマです。
台風が通り過ぎて、気温が一気に下がりましたね。
朝夕は少し肌寒いくらいの日もあって、体の不調を感じられている方も多いのでは?
実は、それは寒暖差疲労と呼ばれる症状です。
寒暖差疲労とは?
気温の寒暖差が大きいことで、自律神経のバランスが崩れ、疲労感などの症状がでることを指します。
一説には寒暖差が7℃を超えると、自律神経の働きが追いつかなくなるとも言われています。
夏の冷房による寒暖差疲労は、ひと昔前には「クーラー病」「冷房病」などとも呼ばれていました。
また、夏から秋、冬から春にかけての季節の変わり目も要注意。
この時期は一日の中での寒暖差が大きく(10℃以上になることも)、寒暖差疲労の状態になりやすいです。
寒暖差疲労の症状は?
現れる症状は多岐にわたります。
・痛みの症状…首肩のこり、腰痛、頭痛
・冷えの症状…体の冷え、むくみ
・胃腸の症状…食欲不振、下痢
・精神的症状…イライラ、不眠
などが代表的な症状です。
自分でできる!セルフケア
体を冷やさない
夏場は過度な冷房で体を冷やしすぎないこと。
また、季節の変わり目には朝晩の気温が下がる時に体を冷やさないよう注意が必要です。
朝晩は温かい飲み物を飲んで、体の中から温めましょう。
体を温める効果のある食材(ショウガ、ニンニク、唐辛子、根菜類)も食事に取り入れたいですね。
また、入浴も重要です。
シャワーだけで済まさずに、適度な温度(40~42℃)のお湯に肩まで15分程度浸かるようにしましょう。
体を温める効果に加え、副交感神経優位になりリラックスできる効果もあります。
適度な運動を心がける
運動不足や加齢によって筋肉量が不足すると、体が冷えやすくなります。
移動は積極的に歩く、エスカレーターよりも階段を使う、軽い筋トレをするなど、筋肉の減少を予防しましょう。
ウォーキングや水泳など30分程度続けられる運動を日常生活に取り入れられるとなおよいですね。
また、これらの運動は、自律神経のバランスを整えるのにも役立ちます。
規則正しい食事・生活
食事は三食きちんと食べましょう。
食事を摂ることで、交感神経と副交感神経の切り替えをするスイッチの役割を果たします。
規則正しく食事を摂ることは、自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。
夜更かし、寝すぎ、昼夜逆転など生活のリズムが崩れると、体内時計が狂い自律神経の乱れにつながります。
朝は太陽の光を浴びて、体内時計のズレをリセットしてくれるホルモン「セロトニン」をしっかり分泌させましょう。
耳マッサージ
以前、「気象病について」の記事で紹介した「耳マッサージ」が寒暖差疲労にも効果的です。
(「気象病について」の記事は → こちらをクリック!)
1、自分で耳を軽くつまみ、上・下・横にそれぞれ5秒ずつ引っ張ります
2、耳を軽く横に引っ張りながら後ろ方向へ5回、円を描くようにくるくると回します
3、耳を折りたたんで5秒キープします
4、手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向へ5回、円を描くようにゆっくり回します
(佐藤純『「低気圧頭痛」は治せる!』飛鳥新社 より)
鍼灸による施術
当院では「冷えの解消」と「自律神経の調整」の二本柱での施術を行います。
冷えの解消に効果的なのがお灸。
写真は、当院で使用しているセラミック温灸「リャン」です。
セラミック製の台座の遠赤外線効果によって、40~42℃前後の心地よい温感が最長10分程度続きます。
また、自律神経の調整は、鍼灸・指圧マッサージの得意分野です。
(「自律神経の乱れ」の記事は → こちらをクリック!)
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