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天気痛について
「天気痛」が、今回のテーマです。
今年(2023年)の夏は、まさに「猛暑」でしたね。
9月の下旬になっても、日中は30度を超える真夏日が続き、体力を消耗する日々でした。
ところが10月に入ると、一気に気温が下がり朝晩は上着が必須に。
気温の差が激しく体がついていかないという人も多いのではないでしょうか?
天気痛とは?
気象の変化に伴う体調不良をまとめて「気象病」と呼びます。
その中でも、痛みに関するものを「天気痛」と呼んでいます。
(どちらも正式な医学用語ではなく、便宜的な呼称です。
また、「気象病=天気痛」としている資料もあります)
天気痛の例
痛みに関する不調には、以下のようなものがあります。
・頭痛
・神経痛
・首や肩の痛み
・腰や膝(ひざ)の痛み
・古傷の痛み など
また、気象の変化に伴う不調には、痛みに関するもの以外に以下のようなものあります。
・倦怠感、疲労感
・めまい
・気分の落ち込み、うつなどのメンタル面の不調
・ぜん息、鼻炎などのアレルギー症状 など
天気痛の原因は?
「気圧の変化」や「天候の変化」「気温の変化(寒暖差)」などが関連していると考えられています。
中でも、気圧の変化による影響が大きいと考えられ、特に気圧が下がるときに不調が現れます。
耳にある気圧のセンサー
耳の中に「内耳」という器官があります。
この内耳が、気圧の変化を感知するセンサーの働きをしています。
内耳の血行が悪くなるとこのセンサーがうまく機能せず、天気痛をはじめとした不調を引き起こすと考えられています。
自分でできる「天気痛ケア」
耳まわりの血行を良くすることで、内耳のはたらきを正常に近づけることができます。
耳を温める
ホットタオルで耳を温める
タオルを水に濡らして絞り、ラップで包んで電子レンジで30秒~1分ほど温めます。
(加熱時間は電子レンジのワット数や、タオルの加熱具合をみて適宜調整してください)
適温になったタオルを耳に当て温めます。
ホットドリンクのペットボトルで「完骨(かんこつ)」のツボを温める。
耳の後ろに「完骨」というツボがあります。
ここをホットドリンクのペットボトルなどで温めるのも効果的です。
耳のマッサージ
内耳の血行を良くするためのマッサージです。
1、自分で耳を軽くつまみ、上・下・横にそれぞれ5秒ずつ引っ張ります
2、耳を軽く横に引っ張りながら後ろ方向へ5回、円を描くようにくるくると回します
3、耳を折りたたんで5秒キープします
4、手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向へ5回、円を描くようにゆっくり回します
(佐藤純『「低気圧頭痛」は治せる!』飛鳥新社 より)
天気痛と鍼灸の施術
天気痛には自律神経の乱れも関連しているので、そのバランスを整える施術がメインとなります。
また、内耳の血行を改善するために、耳周りのツボに鍼を打ったり、耳のマッサージをします。
鍼灸・指圧マッサージは、自律神経を整えるのにとても効果的です。
(「自律神経の乱れ」の記事は → こちらをクリック!)
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